2017年

3月
グアム

 
会社の旅行でグアム。
寒い時に熱帯圏に行くのって楽しいよね。
両爬の殆どが外来種ばかりだけども、見たい種類は多い。

Immigrationで3時間待たされる。私はJALだったけど、デルタと韓中の便、合わせて5便が、ほぼ同時刻に到着するかららしい。デルタが最初らしいので、サービス悪くても気にしない人はデルタを選択すると早く出られるようだ。糞暑い中、3時間待たされるのはキツイ。係員は行列出来てても休憩時間や飯時間は出て行ってしまうので全然進まない。

ココス島

タモンからバスで一時間半ぐらい、バスに揺られて船に乗り換えて行く。
The 日本の観光的で旅慣れた人はつまらないかも。子供連れには丁度良い。

 
 とりあえず海は綺麗です。魚は少ないけど気持ちいい。
 バンパイアクラブ?  貝殻を背負った若いヤシガニ
 ビーチには、これといった生物も見られなかった。子供がヤシガニを捕まえた時に挟まれてギャン泣き。
   
島内が歩いて探索できる。トカゲやヤドカリが無数に生息。 トカゲはCarliaとスキンクを確認。私は見れなかったがナイルモニターも生息してる。ヤシの実が多く落ちていて、ヤドカリが群がっている。鳥の種類も多いようで、木が白く見えるぐらいの糞があり、結構臭う。

グアムで出会った両爬達

グリーンアノール

 
 グリーンアノール
私が子供の頃、大好きだったトカゲ。飼育下繁殖経験もある思い入れの強い種。
しかしながら侵略的外来種として日本でも指定され、現在は輸入も禁止されている。
小笠原での被害は深刻で、指定は当然だが、もう一度・・もう一度ナイトアノールは飼育したいw

グアムでも移入種で、森林よりも街の、それこそシャ@ルとかグ@チとかの店舗前の植え込みでも見つかる。
 全ての生物に罪は無い。しかし侵略的外来種なので本来の生息地以外の場所では他の生物、ひいては人類に害をなす可能性がある以上、駆除は必要だ。でもこの美しさを見てよ・・本当にいいトカゲなんだよ。
 アメリカカメレオンの異名がある通り、緑から茶へと変色する。この間30秒ぐらい。左右同個体。

 Carlia ailanpalai

 Carlia ailanpalai(和名あるかは不明)

グアムで最も普通なトカゲだと思うが、一番見てみたかった種。
島中の草が生えてる全ての場所にいるんじゃないだろうか?
タモンの最も栄えている場所の植え込みにも普通に高密度で生息している。

無数に見かけるが、動きがニュータイプを超える速さで、日中は捕獲が難しい。
やや日が落ちる頃、少し動きが遅くなるので、その時を狙うと捕獲しやすい。
 海岸線はもちろん、どこでも見かける。  ホテル前の植え込みにも
 メインストリート沿いにも  子供がトカゲ捕りに活躍する。

ミズオオトカゲ(Varanus salvator)

 現地ではイグアナとかモニターと呼ばれる。
海岸線近くや河川沿い等で結構普通に見かけた。
移入種ではあるけれど、でかい奴が闊歩する姿は格好良いね〜!
日本のペットショップでもよく見かけるけど、野生個体が放つオーラ(魅力)は桁違いだ。

ヤモリの仲間

 オガサワラヤモリ?全く同定に自信無い。ホテルの壁にへばりついている。ホオグロとは棲み分けているように感じた。

 ビーチで見つけたヤモリの卵  赤〇の中に卵がある。
 木のウロに産み付けてある卵 ホオグロかな?フィッシュアイ入り口に数匹

オオヒキガエル(Bufo marinus)

 「侵略的外来王」。仔ガエルの時は綺麗な色してるんだね。オオヒキとは思わなかった。

その他

 昆虫らしい昆虫はこいつだけ。あとは蛾ぐらいかな...。
 特筆すべき激マズのおにぎり。韓国製なのか?味は「ヤマト糊」そのもの。ぶっちゃけ食えない。グアムでおにぎりはやめた方がいいよ。日本のジュースもあって味は変わらないけど、値段は4−5倍する。

「あとがき」
ハンバーガーとハーゲンダッツ旨し。実弾ぶっぱなし、ファイアーダンス観ながら酔っぱらう。
あぁthe観光。こういうのもたまにはいいなぁ。


5月
島根

 
 長男が鉄道オタクで、サンライズ出雲に乗りたいというので、家族で出雲まで出掛ける計画を実行する。
地味に人気があるらしく、月曜出発にもかかわらず、1ケ月前の販売開始から15分後でラストチケットだった。
残ってたのは全部喫煙室。(金曜発は販売開始5分で売り切れて予定組み直す)
東京は事前予約が廃止になったが、地方では可能なので都民には不利だ。ダフ屋が暗躍するハズだよ。
ツインの部屋なんて4部屋しか無いのに2部屋オークションで販売されてたからね・・。
休日絡みのチケットは半分近くはダフ屋が買い占めてると思われる。
サービス精神ゼロのJRさん、何とかして下さい。

着いてからは出雲大社に行ったり、ノドグロを食いまくったり、ゴビウスに行ったりと楽しい。車横付けでハコネやブチが出る沢がいくつもあるので、子供達にも生息環境を見せてあげたが、ブヨが30億匹ぐらいいたかな笑?ブヨの猛攻撃に合い、私以外は即撤収。虫捕り網を4−5回振り回すと網に黒い塊が出来る程の量だった。あれ程の量は経験無かったな。
夜間は襲ってこないので夜間観察は快適だった。

 
 
 ハコネの生息環境と他生物。
ハコネ、タゴ、アマガエル、シーボルトミミズ。
アマガエル・・?こんな所にもいるんだな・・・。

 
 高地型カスミと産卵環境
 ハコネやブチが繁殖する小渓流にも同所的に産卵する。
ただし水際や流れの緩い場所を選んで産卵している。
 側溝や緩やかな小川、水路等にも産卵する。

 
 次男のリクエストでドライブしながら適当にガサる。
たいした生物は見かけなかったが、ガムシやクロゲン等、久しぶりに見たな。
 上画像のヒヨセで見かけた広島産イモリ。

茨城

   義弟からお誘いを受けて、筑波山へツクバハコネを観察に行く。

伐採が谷のすぐ横までされていてブサイクだ。
某研究者が掛け合って、とりあえず拡大しない事になったようだが
植林とはいえ保護指定しておいて環境を丸刈りとは、どういう脳みそしてんだろう?

2020年の東京オリンピックではボルネオで森林伐採させて
安い木材を調達し、現地から抗議され世界中からバッシングを受けている。

一方で中韓に高く売れる国産杉檜は国内ではあまり消費されず、
商品価値の低い放置された杉は花粉症を激しく誘発する。
オリンピック用の国産木材は搬入撤去費用も含めタダで寄付せよとの通達だ。
オリンピック委員会のボスは総理時代に初対面の米官僚への挨拶で
「See you again」なんていきなり言い放つ奴だ。
ボスがその程度なので、こんなもんだろうと思われる。

資源は有用に使ってもらいたいものだ。


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